こんにちは。
先日、 スウェーデン認知症研究所主催の講演会に参加してきました。
今回は、
「スウェーデン社会と介護の原点」というタイトルで、スウェーデン社会研究所所長の須永昌博さんが約2時間にわたって、スウェーデン社会、世界から見た日本、そしてスウェーデンの介護における考え方の講義をしてくださいました
講演をしてくださった須永さんは、40年もの間、スウェーデンと日本の間でお仕事をされている方で、
社会という切り口からの福祉、介護をお話してくださいました。
とても勉強になる話ばかりだったのですが、特に印象的だったお話は、スウェーデンの人には
「未病を治す」という考え方が根付いているのだそう
病気で言うならば、日本だと病気として体から発見されてから治していくことが多いですよね。みなさんも症状がひどくなるまで病院に行かなかったりしませんか?
スウェーデンでは、その前症状だったり、軽い状態で治すことで、かかった患者さんの体の負担も
少なく、実は費用も相対的に安くなるそうです。
この
「起こる前に治す、防ぐ、最善の対策を準備する」ということが、病気に限らず社会や生活に反映されているのだそうです
素敵な考え方ですよね
私はこの考え方に非常に共感してしまい、自分自身の体の症状を見直したり、災害が起きたときの
備えを万全にしよう!と思ったのでした。(単純・・・)
それぞれ国によって考え方や気質ってちがうものですが、いいところはどんどん取り入れていきたいですよね